12日は日米株価指数CFD、ドル円が大幅に上昇。
週末に米国のベッセント財務長官が「米中貿易協議で大きな進展があった」と発表したことを好感し、ドル円はギャップアップしてスタート、146.25円で東京早朝を迎えた。貿易協議の詳細がスイス時間12日に発表予定だと報じられていたことから東京時間のドル円は様子見姿勢が広がり、当日の安値となった145.70円から146.30円のレンジで推移。
その後16:00に「90日間、米国が対中関税を145%から10%に引き下げ、中国が対米関税を125%から10%へ引き下げることに合意した」ことが伝わると、米中貿易摩擦の緩和を好感し全面リスクオン、ドル円は急上昇し17時頃には148.00円を突破した。
ロンドン時間は、ドル円は上下しながらも上昇を続け一時148.50円を突破する場面もみられた。
NY時間はロンドン時間に続き上値を追う展開となり、当日の高値である148.65円を記録。その後は小幅に下落し148.46円で東京早朝を迎えている。
同日、米国のトランプ大統領は薬価引き下げに向けた大統領令に署名したと報じられた。記者会見で同氏は「薬価引き下げ政策に従わない国には、追加関税を課す」意向も示した模様。
さらにトランプ大統領は「週末に(中国の)習主席と話す考えだ」と発言した。
08:01 英国4月BRC小売売上高調査
08:50 日本4月マネーストックM2
09:30 オーストラリア5月ウエストパック消費者信頼感指数
15:00 英国4月失業保険申請件数
15:00 英国4月失業率
15:00 英国3月失業率(ILO方式)
18:00 ドイツ5月ZEW景況感調査
18:00 ユーロ圏5月ZEW景況感調査
19:30 インド4月CPI
21:30 米国4月CPI
米中貿易協議の詳細が発表され、両国の相互関税が大幅に引き下げられることが伝わった。これを受け二国間の貿易摩擦緩和が好感されドル円は大きく上昇している。
上昇が続く場合、148円台を維持するかが大きな焦点。149円台に突入した場合、心理的節目である150.00円、レジスタンスである151.00円に注目しておきたい。
下落へと転じる場合まずは148円割れで警戒を強めておきたい。146.00~148.00円は滞在時間が短かったこともあり、すっと下落するシナリオもあり得る。
レジスタンス:148.00円、151.00円、152.35円、154.50円
サポート:146.00円、144.00円、142.00円、140.00円
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