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市場に影響を与える可能性のある主要な発表やイベント
5月13日(火)
21:30 日本時間
ここ数週間、米中貿易摩擦が緩和すると の期待感から、ドルは限定的ではあるが、 ようやく買い戻しの動きがみられる。米 関税政策に対する大きな懸念のひとつは、 インフレ率をどれだけ押し上げるかとい う点である。これは、金融市場の動揺を 抑える狙いで、トランプ大統領が市場に 対して友好的になった理由のひとつでも あった。中国の対米輸出が4月、20%超 落ち込んだこともあり、市場は、5月の 米消費者物価指数(CPI)がすでに加速 しているかどうかに注目している。エコ ノミストの予想では、CPI総合指数は 比横ばいの2.4%とみられている。
5月15日(金)
15:00 日本時間
英イングランド銀行(BOE、中央銀行)は先週 、政策金利を25ベーシスポイント引き下げ4.25 %としたが、同行の金融政策委員会は、より大 きな引き下げに賛成する2名と、据え置きに賛成 する2名で意見が分かれた。英中銀は今年もイン フレ率が上昇する可能性があると警告した。ト ランプ政権が関税措置の初の合意相手として選 んだのは英国だったが、この合意内容が英国に とって有利に働くかどうかを見極める必要があ る。3月単月の国内総生産(GDP)成長率は予 想を上回って上昇しただけに、1-3月期(第1 四半期)のGDP成長率はプラスに転じるだろう が、4月の月次GDPは3月に比べ成長の勢いは減 速すると予想する。
米ミシガン大消費者信頼感
5月16日(金)
23:00 日本時間
貿易摩擦の不透明感はインフレ懸念を高め、 ミシガン大学によるアンケート調査に基づい た消費者信頼感指数に重くのしかかっている 。米中両国は貿易協議を始めたばかりだが、 相場はすでに協議が成立したかのように上昇 している。株高が消費者心理を押し上げるの か、それとも実際の協議の成果を見るのが先 なのか、見極めたい。
上記の経済イベント内容は、FOREX.com UKアナリストのレポートを翻訳したものです。
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