2日の日経平均株価は続伸。前日比+378.39円、+1.04 %となる36,830.69円で大引け。
米国の主要株価指数に連れ高となり日経平均株価は時間外で上昇、前日の終値より185円高い36,637円で寄り付き。寄り付き直後に当日の安値である36,607円を付けた後は上昇し、午前10時前に当日の高値である36,977円を記録。しかしこのレベルでは反落、始値の水準に近い36,600円付近まで値を下げた後36,701円で前場クローズ。
後場は36,690円で寄り付いた後は、再び上昇へと転じ午後3時頃に36,900円台を回復。その後引けにかけては売りが優勢で36,831円で大引けとなった。前日の米国株式市場の堅調な動きを背景に同指数は続伸し、7日連続の上昇となった。
セクター別では、小売業が前日比で大きくプラス。続いて医薬品、化学、サービス、電気機器(含む半導体)、通信も上昇。一方で商社、銀行が下落した。個別の大型株では、大塚HDが+5.22%、オリエンタルランドが+4.04%、セブンアンドアイHDが+3.20%と大きく上昇。一方で伊藤忠が▲3.08%、三菱UFJ FGが▲2.50%、みずほFGが▲2.19%と大きく下落した。
2日の中国本土の株式市場は祝日(Labour Day)のため休場、香港のハンセン指数は+1.74%と大きく上昇。5日は中国本土、香港共に祝日(同じくLabour Day)のため休場。6日は上海総合が+1.13%、CSI300が+1.01%、香港のハンセン指数が+0.70%と堅調に推移。
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に37,093円で取引されており、本日の東京株式市場は前日の終値から上窓をあけて寄り付きそうな状況となっている。
2日の米国株式市場は主要3株価指数がそれぞれ続伸。
米国株式市場オープン前に米国4月雇用統計が発表され、失業率は4.2%、平均時給は前月比+0.2%と概ね予想通りの結果。一方で非農業部門雇用者数が+17.7万人と事前予想を上回る結果となった。
SP500は時間外で上昇、前日の終値より42ドル高い5,646ドルで寄り付き。寄り付き後に当日の安値となる5,642ドルを記録。しかしこのレベルでは買いが優勢となり同指数は上昇。午前1時頃にWall Street Journalが「北京が貿易協議開始に向けて米国にフェンタニル対策案の提示を検討している」と報じたことにより、米中貿易摩擦の緊張感が和らぎ同指数はさらに上昇、5,690ドルを突破した。
NY午後は同水準でのもみ合いが続き、その中で当日の高値である5,701ドルを記録。その後小幅に下落し5,687ドルでクローズとなった。
当日は全セクターが上昇。特に通信サービスが+2.31%、金融が+2.15%と堅調に推移。個別の大型株では、パランティアが+6.95%、メタが+4.34%、イーライリリーが+3.72%、ブロードコムが+3.20%、エヌビディアが+2.59%と大幅に上昇。一方でアップルが▲3.74%と大きく下落した。
5日の米国株式市場は主要3株価指数が反落。
SP500は時間外で下落、前営業日の終値より32ドル安い5,655ドルで寄り付き。寄り付き後は下落し、当日の安値である5,634ドルを記録した。その後は次第に買いが優勢となりNY正午頃に5,670ドルを回復。なお23:00に米国4月ISM非製造業景況指数が発表され、51.6と事前予想を上回る結果となったが相場への影響は限定的だった。
NY午後も同指数は上昇し当日の高値である5,683ドルを記録。しかしこの水準では売りが優勢で5,650ドルでクローズとなった。
セクター別ではエネルギーが▲2.02%、一般消費財が▲1.32%と軟調に推移。一方で生活必需品が+0.02%と小幅に上昇。個別の大型株では、バークシャーハサウェイが▲5.12%、アップルが▲3.15%、エクソンモービルが▲2.77%と大きく下落。一方でコストコが+0.65%、ウォルマートが+0.59%と堅調に推移した。
6日の米国株式市場は主要3株価指数が続落。
SP500は時間外で下落、前日の終値より54ドル安い5,596ドルで寄り付き。寄り付き後に当日の安値である5,586ドルを記録。しかしこのレベルでは買いが優勢で同指数は上昇、5,630ドルを回復。その後午前1時頃に米国のトランプ大統領が「月曜日の(中東訪問)出発前に重大発表を行う」と発言したことにより、様々行われているディールに対する合意形成への期待から上昇、当日の高値である5,650ドルを記録。しかし上昇は一時的でNY正午前には5,610ドルを割り込む展開となった。
NY午後は5,600ドル付近まで下落した後、5,630ドルを超える水準まで回復したもののクローズ直前に売りが優勢となり5,607ドルでクローズとなった。
セクター別ではヘルスケアが▲2.76%と大きく下落。一方で公共事業が+1.23%と上昇。個別の大型株では、決算発表で投資家の期待を下回ったパランティアが▲12.05%、イーライリリーが▲5.64%、メタが▲2.00%と大きく下落。一方でエクソンモービルが+1.39%と堅調に推移した。
なおブルームバーグはベッセント米財務長官とグリア米通商代表部代表が今週、中国当局者とスイスで会談する予定と報じ、これをうけて時間外で米国の主要株価指数は上昇している。
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