8日は日米株価指数CFDが下落、ドル円も下落。
緩やかにリスクオフムードが和らぐ中、ドル円は東京早朝を147.91円で迎えると、序盤は上値を試す展開で、当日の高値である148.12円を記録。しかし東京株式市場オープン後はドル売りが優勢となり東京午後にかけて一時147.30円を割り込んだ。
ロンドン時間は引き続き上値重く推移し147.00円を割り込むと、146.70円台まで下落。時間外で米国の主要株価指数が大きく上昇するなかでも、ドル円の上値の重さが目立つ時間帯であった。
NY時間序盤はリスクオン。米国の主要株価指数が大きく上昇するなかで、ドル円は147.60円を回復した。しかしこのレベルで株価指数の上値が押さえられると、ドル円も失速。
NY午後はFOXビジネスがホワイトハウスのレビット報道官の発言を引用し「米国に対する報復関税を撤回しなかった中国からの輸入品に計104%の関税を課す方針」と伝えると全面リスクオフの展開。ドル円は大きく下落し当日の安値となる145.97円を記録。その後小幅に反発した146.28円で東京早朝を迎えている。
11:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合
13:30 インド中銀、金融政策決定会合
14:00 日本3月消費者態度指数
15:15 植田日銀総裁(第100回信託大会)挨拶
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
21:00 メキシコ3月CPI
23:00 米国2月卸売売上高
25:00 ロシア10-12月期GDP
27:00 米国FOMC議事要旨
ドル円は再度下落に転じ、執筆時点ではサポートの146.00円付近で推移している。このまま下落を続ける場合、140.00円まで強いサポートはないものの、直近の安値としての144.50円レベル、過去に何度か支えられている143.50円レベルを意識したい。
上昇する場合にはまずは146円台を維持できるかがポイント
レジスタンス: 151.00円、152.35円、154.50円、158.88円
サポート:146.00円、143.50円、140.00円
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