6日は原油WTI先物が下落、ドル円は小幅に下落
東京早朝を150.10円で迎えると、週末であること、NY時間に注目を集める米国11月雇用統計を控えていることから、東京株式市場で利食い売りが優勢となり、ドル円は下押し、東京午後に149.77円を記録。
ロンドン時間は買い戻しが優勢で、短期のショート勢のストップを巻き込みながら150.70円まで反発。150.55円レベルで注目の集まる米国11月雇用統計を迎えた。
発表された数値は失業率が4.2%へと悪化していたが、非農業部門雇用者数増減は+22.7万人と前月分の反動が見られ、また平均時給の伸びも前月比+0.4%、前年同月比+4.0%とそれぞれ事前予想を0.1%上回った。強弱入り混じる内容に市場はやや気迷い、ただ最終的には米長期金利が低下、ドル売りが優勢となった。
ドル円は23:30頃に149.37円の当日安値を記録。ただこのレベルでは買い戻しが優勢となり、150.00円まで値を戻して週末を迎えた。
なおブルームバーグによれば、雇用統計発表後の講演で、FRBのボウマン理事は、利下げは慎重に進めたいとの考えを改めて示した。またクリーブランド連銀のハマック総裁は雇用統計後に来年1月末までのもう1回の利下げを支持すると表明した。
週末にシリアの反政府勢力が首都ダマスカスに入り、ダマスカスが「アサド大統領から解放された」と発表した。なおアサド前大統領はロシアに亡命したもよう。
衆参両院で加藤財務相が演説
08:50 日本7-9月期GDP(改定値)
08:50 日本10月国際収支
10:30 中国11月CPI
10:30 中国11月PPI
14:00 日本11月景気ウオッチャー調査
21:00 メキシコ11月CPI
24:00 米国10月卸売売上高
引き続き150円丁度を挟んでの推移が続いている。チャート上の注目点としてはレジスタンス152.00円、サポート148.15円。
年末でもあり、且つ来週に日米の金融政策決定会合を控えており、動意に乏しい展開となることも想定しておきたい。
レジスタンス:152.00円、156.75円
サポート:148.15円、140.00円
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