MT4とは
MT4(MetaTrader 4/メタトレーダー4)はMetaQuotes社が開発・提供している取引プラットフォームです。初心者から上級者まで、世界中で多くのトレーダーに支持されています。
MT4の特徴として、通常の裁量取引(トレーダー自身で注文を出す取引方法)はもちろん、EA(エキスパートアドバイザー)という追加プログラムによる自動売買やオリジナルのテクニカルインディケータ(分析ツール)も利用することができます。
EAやインディケータは続々と開発・公開されており、また自由に作成することもできます。マーケット分析や取引の戦略を広げながらプラットフォームを独自に強化していけるのが、MT4の大きな魅力ともなっています。売買戦略をプログラム化することで、思い通りのシステムトレードを行うことが可能です。
MT4を使うメリット
MT4を使うメリットをご紹介します。
1. 取引戦略の自動化を可能にしたEA(エキスパートアドバイザー)
MT4ではEA(エキスパートアドバイザー)という自動売買プログラムを使用できます。自動売買取引のメリットは、感情的なことや主観的なバイアスなどを一切排除できる点です。取引ルールをシステム化することで、24時間利益を得られそうなタイミングで売買が可能となります。
2. 自動売買プログラム(EA)のバックテストができること
実際に自動売買を始める前に、必ずEAのバックテストを行っておきましょう。バックテストとは、これから設定するEAで利益が得られそうか検証する作業です。バックテストを行うことで、過去の相場でEAを稼働されたら利益が出たのかどうかを確認できます。
必ず利益が得られるEAというものはありません。EAを使うリスクを把握するためにも、バックテストを行ってから自動売買を始めましょう。
3. 豊富な種類のテクニカルインディケーター(分析ツール)が使える
FOREX.comのMT4では、高性能なチャートにデフォルトで30種類のテクニカルインディケーター(分析ツール)と20種類の罫線分析を装備しています。オリジナルのインディケーターでチャートを様々に強化したり、EAと組み合わせて多彩な取引戦略で自動売買することも可能です。
FOREX.com MT4は、2009年からMT4を提供しているMT4の老舗です。世界180ヵ国での展開を背景とした洗練されたサービスは、多くのトレーダーに長年にわたり支持されています。1,000通貨から取引可能、84種類の取引通貨ペア、そして画面レイアウトを戦略に合わせてカスタマイズすることができます。
MT4での取引を始める際におさえたいポイント
デモ口座で操作方法を覚え、ライブ口座でMT4取引を開始する際には、いよいよ実際の資金を使って取引することになります。ぜひ、下記のポイントを十分ご確認ください。
取引にいくらの資金を使う?
証拠金は十分にゆとりを持って入金し、まずは1,000通貨からの少額の取引で様子をみるなど、慎重なアプローチが大切です。
損失を許容できる範囲は?
いくらまでなら損失を出しても大丈夫かをあらかじめ冷静に決めておき、取引を開始したらそれを厳密に守る必要があります。
自動売買の良い所は人間の感情的な思考を排除して、プログラミングされた通りに売買を繰り返すところですが、いくらまで損失を出しても大丈夫なのかは自分で決めなければいけません。
EAを「使いこなす」ためにチェックと決断を!
自動売買はある程度の期間を経ないと、パフォーマンスが分かりにくい面もあります。しかし、ずっと勝ち続けられるEAは存在しません。
その中で自分のEAがどのような現在どのようなポジションを持っていて、どのようなパフォーマンスを出しているのかをこまめに検証し、場合によっては取引を中断する、もしくは別の通貨ペアやEAに切り替えるなどの判断も必要です。
更にどの通貨で取引するのかも考える必要があります。なぜなら、通貨によって動く時間帯も異なれば、動く要因も異なり、ある通貨ペアでうまくいったEAが通貨ペアを変更したら全く駄目だったと言うこともありえるからです。
自分で強化できるFOREX.com MT4
高機能でありながら、スムーズで軽い動作、業者お仕着せの固定的なプラットフォームではなく、世界中の投資家や自分自身で開発したEAやインディケーターを自在に取引に組み込める…そして自動売買が初めての方にも安心できる1,000通貨のお取引。
ぜひ、FOREX.com MT4で新たなFXの世界を開いてみてください。
※ライブ口座において、発注のための証拠金が不足している状況でEAを利用した場合、設定された条件のとおりにEAが何度も売買をしようとするため、発注のループが発生することがあります。余裕のある資金状況での運用と、こまめな口座状況のチェックをお願いいたします。