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22日はドル円が小幅に反発。

著者 treasury partners
2025年5月23日 午前08:26

主要プロダクトと、ドル円相場の概況

22日はドル円が小幅に反発。

ドル円は143.67円で東京早朝を迎えると、ブルームバーグより「ベッセント財務長官と加藤財務相は、為替レートは市場で決定されるべきであるとの認識を再確認した」ことが伝わり、政治的なドル安誘導の思惑が剥がれ急上昇、当日の高値である144.41円を記録した。しかし上昇は続かず、ドル円の先安観からか即座に売り込まれ、上昇分を帳消しにする形で下落、143.10円を割り込んだ。

なお10:30に野口日銀審議委員が金融経済懇談会のあいさつで、長期国債買入れ減額計画に関して「より長期的な視点から検討する必要がある」「現在の政策レジームではバランスシートの縮小は十分な時間をかけて進めていくことが可能」と発言した。

ロンドン時間のドル円は引き続き下落し、午後5時台に当日の安値である142.81円を記録。しかしこのレベルでは買い戻しが優勢で143.80円付近まで反発する場面もみられた。

NY時間は22:45に米国5月PMIが発表され、製造業PMIが52.3、サービス業PMIが52.3と事前予想を上回る結果となった。これを受けドル円は上昇を続け午前2時台に144.30円を超える水準まで回復。その後は小幅に下落し144.01円で東京早朝を迎えている。

さらに同日、米政権はハーバード大学に対し「外国人留学生の受け入れを認めない」と通告したと報じられた。

本日のドル円相場の注目点

08:01 英国5月GFK消費者信頼感調査

14:00 シンガポール4月CPI

15:00 ドイツ1-3月期GDP(改定値)

15:00 英国4月小売売上高

15:45 フランス5月消費者信頼感指数

23:00 米国4月新築住宅販売件数

  1. 上昇する日米の長期金利。米国の財政赤字拡大への懸念や、日本の超長期ゾーンの需給バランスの悪化が意識され、日米の長期金利は上昇傾向が続いている。どこまで上昇するか、現在の市場の最大の注目点と言える。
  2. ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉の行方。米国のトランプ大統領はロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領のそれぞれと電話会談を行った。両国間による交渉の進展に注目したい。
  3. 日本4月全国CPI。8:30に発表予定。国内の物価動向を把握する上で注目しておきたい。

ドル円チャート(4時間足)の注目点

ドル円は買い戻しが進んでいる。

このまま上昇する場合、まずは145円台を回復、維持できるかが焦点。その後は心理的節目となる146円丁度を意識しておくとよいだろう。

下落する場合は142.00円に注目しておきたい。ここを割り込むと下落の勢いが強まる可能性が高いと見ている。

レジスタンス:148.00円、151.00円、152.35円

サポート:142.00円、140.00円

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