USD/CADは1.3020に向かっているようだ

Article By フィナンシャルアナリスト
米ドルは火曜日に、全ての主要通貨ペアに対して強気だった。米国経済の最新データについては、GDPは第3四半期の3回目の数値は第2四半期の数値の+33.1%から+33.4%(予想値+33.1%)に上昇した。全米産業審議会の消費者信頼感指数は、11月の改定値92.9から12月の月間で88.6(予想値97.0)に下がった。最後に、中古住宅売上は、10月の改定値686万件から11月の月間で669万件(予想670万件)に下がった。

水曜日には、12月18日で終わる週の米抵当銀行協会住宅ローン申請データが予定されている。11月の耐久財受注の速報値は、10月の確定値の+1.3%から月間で0.6%増加することが予想されている。12月19日で終わる週の新規失業保険申請件数は、その前の週の88.5万人から80.0万人に減少することが予想されている。12月12日で終わる週の継続雇用保険申請件数は、その前の週の550.8万人から556.0万人に増加することが予想されている。11月の個人所得は、10月の-0.7%に比較し、月間で0.3%下がることが予想されている。11月の個人支出は、10月の+0.5%%に比較し、月間で0.2%下がることが予想されている。12月のミシガン大学消費者信頼感指数の確定値は、12月の速報値の81.4%から月間で81.1%に下がることが予想されている。最後に、11月の新築住宅販売は、10月の99.9万件から、月間で99.5万件に下がることが予想されている。   

ユーロはNZD、AUD、およびGBPを例外として、その主要ペアのほとんどに対して弱気だった。ヨーロッパでは、1月のドイツのGfK消費者信頼感指数はその前の月の-6.8(-6.7からの改定値)に比較し、-7.3に下がった。それは-7.6になると予想されていた。それとは別に、英国のGDPは最初の数値の+15.5%に比較し、前四半期の19.8%の下げの後に第2回推定での第3四半期に16%リバウンドした。加えて、財政赤字は1年前の55億ポンドの赤字に比較し、11月に308億ポンドに増加しており、エコノミストの予想値は268億ポンドだった。

豪ドルは主要通貨ペア全てに対して弱気だった。

日足チャートを見ると、12月21日にUSD/CADは11月中旬から始まった短期下落拡大パターンの上にブレイクした。単純移動平均線(SMA)は、20日SMAが50日SMAの下にあり、弱気の形の配置となっている。この通貨ペアは、そのカウンタートレンドのリバウンドを継続し、1.3020周辺の50日SMAに達する可能性が高い。価格が1.3020以上に達することができれば、1.3145に向けて上昇する可能性があるだろう。一方、価格が下落した場合、トレーダーは1.2815を支持線として期待すべきだろう。この通貨ペアは1.2815での支持されない場合、それは1.2700周辺の52週の安値に下がる可能性があるだろう。プライスアクションが1.2700以下に下がれば、それは長期下落の継続となり、弱気のシグナルとなるだろう。    


出典:GAIN Capital, TradingView(トレーディングビュー)