米ドルは、スイスフランを例外として水曜日にほとんどの主要通貨に対して安くなった。
経済データの最新情報については、米抵当銀行協会住宅ローン申請は7月10日に終わる週について、その前の週の+2.2%から5.1%増加した。NY連銀製造業景気指数(エンパイア・ステイト景況指数)は6月の-0.2から7月の月間で17.2(予想値10.0)に急騰した。6月の鉱工業生産は5月の+1.4%から月間で5.4%(予想値4.3%)に上がった。地区連銀経済報告(ベージュブック)は、経済活動はほとんどの地区で増加したが、COVID-19パンデミック以前の状況のはるか下に留まっていると述べた。雇用は、多くのビジネスの再開、もしくは活動を増やし、ほとんどの地区で純増であったが、全ての地区の給与はCOVID以前のレベルよりもかなり低かった。地区によっては、健康と安全性の懸念、育児のニーズと豊富な失業保険給付のため、労働者に復帰してもらうのが困難となっていると注目していた。
木曜日は、6月の小売売上高は5月の+17.7%から月間で+5.0%に高まることが予想されている。7月11日で終わる週の新規失業保険申請件数は、その前の週の133.5万人から125.0万人に減少することが予想されている。最後に、7月4日で終わる週の継続申請件数は、その前の週の1,806.2万人から1,750.0万人に下がることが予想されている。
ユーロはCHFを例外として、ほとんどの主要通貨に対して弱含んだ。ヨーロッパでは、英国家統計局が6月の消費物価指数を+0.6%(予想値は年間+0.4%)とリリースした。
豪ドルは、 NZDおよびCADを例外として、その主要ペアのほとんどに対して強かった。
水曜日に最も下落した通貨ペアの1つはUSD/CADであり、1.3511まで104ピップス下落した。価格は1.3537から1.3646のもみ合いのレンジ以下にブレイクした。1.3492のサポートと1.34785のエクステンションのテストを注目したい。
出典:GAIN Capital, TradingView(トレーディングビュー)
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