【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅反発/東京市場は堅調か
【前日の振り返り】
29日の日経平均は大幅反発。終値は275円高の36026円。26日の米国株は強弱材料入り交じる中、3指数がまちまちで終了。しかし、東京市場ではインテルの失望決算を先んじて消化していたことから、上昇して始まった。前営業日に大幅安となった反動でほぼ全面高となり、すぐに上げ幅を3桁に拡大。節目の36000円を上回り、36100円台まで水準を切り上げた。400円超上昇したところで買いが一巡し、13時を過ぎた辺りからはじわじわと上げ幅を縮めていった。それでも36000円を下回ると改めての買いが入り、終値で36000円を上回った。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ドル円は足元147円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて85円高の36125円、ドル建てが120円高の36160円で取引を終えた。
米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。本日からFOMCが開催されるが、それを前に米国の長期金利が低下して米国株が上昇したことは、FOMCに対する警戒を和らげる。米金利低下で為替が円高(ドル安)に振れている点は日本株の上値を抑える要素にはなる。
ただ、きのうの日経平均は大幅高となって36000円台を回復しており、センチメントは改善傾向にある。CME225先物に寄せて高く始まった後は売りづらさが意識され、場中もしっかりとした動きが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは35950円-36350円。
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ224ドル高と3日続伸 連日で最高値を更新
【前日の振り返り】
29日の米国株は上昇。週内にマイクロソフト、アルファベット、アップル、アマゾン、メタなどのハイテク・ジャイアントの決算発表や、FOMC、米1月雇用統計などの重要イベントを控える中、米10年債利回りの低下を追い風にハイテク株や消費関連株が買われ相場をけん引した。
ダウ平均はほぼ横ばいでスタートしたものの、終盤に買いが優勢となり、224.02ドル高(+0.59%)と3営業日続伸して終了。先週末に7日ぶりの反落となったS&P500とナスダック総合も、それぞれ0.76%高、1.12%高と反発した。ダウ平均とS&P500は先週末に続いて取引時間中の史上最高値を更新し、終値ではダウ平均が3営業日連続、S&P500は2営業日ぶりの高値更新となった。
S&P500の11セクターはエネルギーを除く10セクターが上昇した。
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