日本ー日経平均は3日ぶり大幅反発/東京市場は小動きか
米国ーダウ32ドル高と小幅続伸 ナスダックは1.88%高
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は3日ぶり大幅反発/東京市場は小動きか
【前日の振り返り】
11日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は817円高の28263円。
10日の米国市場で、ダウ平均が1201ドル高(33715ドル)となったことを受けて、寄り付きから400円を超える上昇。多くの銘柄が買い気配スタートとなる中、高く始まった後も上げ幅を広げ、節目の28000円を上回った。ナスダックが7%を超える強い上昇となったことから、主力のグロース株が上昇をけん引した。前引けにかけてはやや萎んだものの、28200円より下では買いが入り、後場の値動きは落ち着いた。終盤には上を試す場面も見られ、800円を超える上昇で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は小動きか。先週末の米国株は上昇。ドル円は足元139円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建て・ドル建てともに大証日中終値と比べて150円安の28120円で取引を終えた。
米国株の上昇は安心材料。一方、暗号資産大手のFTXトレーディングの破産が伝わっており、リスク資産への影響が懸念される。短期的には株式も換金売りの対象となりやすい。
CME225先物は下落スタートを示唆しており、きょうは米国株の上昇が好感されず下げる場面もあるかもしれない。とは言え、米国の長期金利が低下傾向にあり、米国株の動きも良くなっている。先々という点では暗号資産に向かっていた資金が株式に入る期待はあり、押し目では買いが入ると考える。場中、特に序盤は下押す可能性はあるが、下値は固いとみており、終値はダウ平均同様、前営業日から大きく動かないと予想する。
日経平均の予想レンジは28000円-28400円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ32ドル高と小幅続伸 ナスダックは1.88%高
【前日の振り返り】
11日の米国株は続伸。木曜日の米10月消費者物価指数(CPI)が予想を下回る伸びとなったことで利上げ減速期待が続いた。
債券が休場だったものの、先行きの金利低下見通しを背景に主要通貨に対する米ドルの強さを示すドル指数は1.77%安と前日の2.12%安に続いて下落した。
大型株で構成されるS&P500は0.92%高と続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合は1.88%高と大幅続伸。暗号資産価格が再び下落したものの、アマゾンが4.31%高、エヌビディアが3.66%高、アルファベットが2.72%高とハイテク・ジャイアントが軒並み続伸した。
前日に1201ドル上昇したダウ平均も32.49ドル高(+0.10%)と小幅に続伸。ユナイテッドヘルス、メルク、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどのヘルスケア株が3-4%下落したものの、ウォルグリーン、ナイキ、ダウ、ディズニーが5-7%上昇した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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