日本ー日経平均は3日ぶり反落/東京市場は軟調か
米国ーダウ646ドル安と4日ぶりに大幅反落
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は3日ぶり反落/東京市場は軟調か
【前日の振り返り】
9日の日経平均は3日ぶり反落。終値は155円安の27716円。米国ではダウ平均が大幅高となったが、東京市場では米中間選挙に関するニュースを場中で多く消化する日であったことから、寄り付きは小幅な上昇。上値は重く、前日終値近辺でしばらくもみ合った後、次第にマイナス圏が定着した。
前場では2桁の下げまでで踏みとどまったが、後場は手掛けづらさが強まる中、下げ幅を3桁に拡大。指数寄与度の大きいファーストリテイリングの下げが大きくなったことも警戒売りを誘った。27700円近辺では下げ渋ったものの戻りは鈍く、安値圏で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は軟調か。米国株は下落。ドル円は足元146円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて130円安の27520円、ドル建ては125円安の27525円で取引を終えた。
米国株の大幅安を受けて売りに押される展開を予想する。米国株の反応をみると、与党民主党の善戦は歓迎していないように見えるだけに、米国株に対する楽観的な見方も後退しそう。
米国の長期金利や株価を刺激しやすいCPIの発表前でもあり、押し目買いも手控えられる可能性が高い。ただ、日本株はきのう米国の投開票動向を横目で見ながらきのう先んじて下げており、その分、ネガティブな影響は緩和されると思われる。
日経平均は節目の27500円が下値のメドとして意識されるだろう。予想レンジは27400円-27650円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ646ドル安と4日ぶりに大幅反落
【前日の振り返り】
9日の米国株は4日ぶりに大幅反落。米中間選挙で野党共和党が予想されたほど優勢ではなく、選挙結果を巡る不透明感が強まったことや、ビットコインなどの暗号資産が直近安値を更新し、リスク回避が強まったほか、翌日に発表される米10月消費者物価指数(CPI)への警戒感の高まりも重しとなった。
前日までの3日間で1160ドル上昇したダウ平均は、100ドル以上下落してスタートすると、終盤に681ドル安まで下落幅を拡大し、646.89ドル安(-1.95%)で終了。ダウ平均採用銘柄はメルク(+0.09%)を除く29銘柄が下落。決算が予想を下回ったウォルト・ディズニーが13.16%安と急落したほか、シェブロン、ビザ、セールスフォース、アップルなども3-4%下落した。
S&P500とナスダック総合もそれぞれ2.08%安、2.48%安で終了し、主要3指数がそろって4日ぶりの大幅反落となった。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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