17日の香港株式市場でハンセン指数は反落、中国本土株式市場で上海総合指数は3日続落

Article By: フィナンシャルアナリスト

【香港】

【前日の振り返り】
ハンセン指数は反落/きょうの香港市場は方向感乏しいか、自律反発狙いの買いが支えも米ハイテク株安が重荷

前日の振り返り】

17日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。終値は前日比1.28%安の20719.81ポイントだった。中国企業指数は1.39%安の6991.27ポイント。メインボードの売買代金は概算で8973000HKドル。

ハンセン指数は前日終値を挟んでもみ合った後、ほどなくマイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を拡大した。強い経済指標や要人発言を受けて米国の早期利上げ停止期待が後退し、前日のNY市場が下落した流れを引き継いだ。中国の景気回復への期待は強いものの、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、週末を前に持ち高を調整する動きも強まった。指数は序盤に心理的節目の21000ポイントに乗せる場面もあったが、13日以来、約1カ月半ぶり安値でこの日の取引を終えた。

 

【きょうの見通し】

週明け20日の香港市場は方向感に乏しい展開か。前週末はハンセン指数が13日以来1カ月半ぶり安値で終えただけに、自律反発狙いの買いが入りそうだ。半面、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ継続を見込んだハイテク株売りが相場の重荷になるだろう。

決算発表や業績見通しなどの個別材料が出た銘柄の物色が中心の展開が予想される。なお、きょう午前に中国の2月の最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が発表される。LPR1月まで1年物、5年以上物とも5カ月連続で前月と同水準に据え置かれている。

17日のNY株式相場はダウ平均が反発。ヘルスケアなどのディフェンシブ株を中心に買い戻された。

 

【ハンセン指数】

 

【本土】

【前日の振り返り】
上海総合指数は3日続落、1カ月ぶり安値 ハイテク株・証券株に売り

前日の振り返り】

17日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。終値は前日比0.77%安の3224.02ポイントだった。深セン成分指数は1.61%安の11715.77ポイントと4日続落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で91412000万元だった。

上海総合指数は、寄り付き直後にいったん上げに転じたものの、次第に上値を切り下げる展開。後場に下げ幅を広げ、終値ベースで113日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。ハイテク株が大きく売られ、相場の重荷だった。中国ニューエコノミー企業を対象に投資銀行業務を手掛ける香港の華興資本(01911)が16日大引け後、包凡・会長兼最高経営責任者(CEO)と連絡が取れなくなったと発表している。FRBによる利上げ停止が遠のくとの見方から米長期金利が上昇するなか、人民元相場の下落も警戒されたもよう。

セクター別では、証券が全面安のほか、インターネットサービス、ソフトウエア、半導体、通信サービスが大幅に下落した。半面、医薬品関連や石炭、化学肥料が買われた。

A株市場では、曙光信息産業(603019)や用友網絡科技(600588)、紫光(000938)、啓明星辰信息技術集団(002439)などテクノロジー株の下げが目立った。通信キャリアの中国聯合網絡通信(600050)、通信ネットワーク機器の中興通訊(000063)も安い。半面、建機の三一重工(600031)と中聯重科(000157)、化学品の万華化学集団(600309)と栄盛石化(002493)、漢方薬の東阿阿膠(000423)が買われた。

上海B株指数は前日比0.05%安の294.53ポイントと続落。深センB株指数は0.23%安の1230.79ポイントと4日続落している。

 

【上海総合指数】

 

 

フォレックス・ドットコムでは、ノックアウトオプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。

  1. 口座開設ページでご自身に最適なFOREX.com口座を選択
  2. 必要書類のアップロードとともに口座開設のお申込み
  3. 取引プラットフォームにログインしてお取引開始


本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。


本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。


金融商品取引法に基づく表示

【概要】
商号等:StoneX証券株式会社
金融商品取引業:関東財務局長(金商)第291号
加入協会等:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会 会員番号1539

【苦情相談窓口】 StoneX証券株式会社 クライアントサービス 電話:0120-288-168 / 03-6868-2123 (受付 平日 9:00-17:00)

【指定紛争解決機関】
証券・金融商品あっせん相談センター 電話:0120-64-5005(受付 平日 9:00-17:00 )

  • 当社の外国為替証拠金取引(FX取引)、CFD取引及びオプション取引(以下、「すべての取引」といいます。)は、元本および収益が保証されているものではありません。FX取引及びCFD取引はレバレッジを利用して取引代金に比較して少額の証拠金で取引を行うために、相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、思わぬ損失が発生する場合があります。取引に必要な証拠金は、FX取引の場合、個人は売買代金の4%、法人の場合は金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額(=法定レバレッジで計算した必要証拠金額)以上の証拠金額が必要となります。株価指数CFD取引の場合、必要な証拠金は、個人は10%です。法人は0.5%からですが、取引量に応じて証拠金率が増加する方式を採用しています。但し、FX取引及びCFD取引において、リスク管理のため、特定の通貨ペア又は銘柄には上記より高い証拠金率(=低いレバレッジ)が適用されています。オプション取引の場合、予測と反対方向に外国為替市場が動き原資産価格がノックアウトレベルに達すると価値はゼロとなります。想定した前提と異なる場合や金利調整額、円転レートの変動により、口座残高がマイナスとなるリスクがあります。
  • すべての取引は、相場の急変時や週初の取引開始時等に、ロスカット、注文形態、価格配信の停止・再開により発注レートと約定レートが大きく乖離したり、停止時と再開時の配信価格にギャップが生じる等の理由で預け入れた資金以上の損失が生じる可能性があります。
  • すべての取引の前に「店頭デリバティブ取引に係るご注意」「お取引前の重要説明事項」「顧客取引契約書」等の規程、約款、マニュアルを必ず熟読し、取引の内容、危険性等をご理解いただいた上で、ご自身の判断と責任にてお取引ください。 各書類につきましては当社ウェブサイトのダウンロードセンターをご確認ください。
  • 通常口座のFX取引及びCFD取引の取引手数料は無料ですが、FX取引のプロトレード口座では、取引数量100,000米ドルあたり片道8米ドル(消費税込み)の手数料がかかります。また、当社が提示するレートには買値と売値に差(スプレッド)があります。オプション取引の場合、スプレッドがあり、取引時に最大損失額がオプション料として生じます。主要国政策金利の極端な変更や雇用統計など重要経済指標の発表前後、為替市場の流動性が著しく低下した場合(年末年始・クリスマス時期など)や相場急変時(震災などの天変地異や戦争など)においては、スプレッドが拡大することがあります。
  • すべての取引において、市場環境の急激な変化、パソコンの不具合、ネットワークの不具合、システム障害等、予期せぬ事象の発生などにより、取引ができなくなることおよび損失が生じることがあります。
© 2025 FOREX.com StoneX Securities Co., Ltd.

※本ウェブサイトの内容の無断引用・転載・配布を禁じます。