月曜日には主要経済データが予定されていない。
ユーロは、 CADおよびGBPを例外として、その主要ペアのほとんどに対して強気であった。ヨーロッパの経済統計の最新情報については、ドイツではIFO 景況感指数が11月の90.9(90.7から改訂)に比較し、12月は90.0が予想されていたが、92.1となった。現況のサブ指数は、前の月の90.0に比較し、91.3となり、89.0が予想されていた。期待サブ指数は1か月前の91.8(91.5から改訂に比較し、92.8となり、92.5が予想されていた。一方、生産者物価指数は前の月に0.1%増加した後に、+0.1%予想に比較し、11月に0.2%増加した。また、英国の小売売上はコンセンサスの予想が10月の1.4%の増加(+1.3%から改訂)の後に4.0%の下落だったが、11月に2.6%下がった。加えて、GfK消費者信頼感調査インジケーターは前の月の-33に比較し、予想通り、12月に-26の若干の増加を見せた。
豪ドルは、 CHFおよびUSDを例外として、その主要ペアのほとんどに対して強気であった。
今週大きく動いた通貨ペアを見ると、GBP/USDはこの5日間で2%以上(274ピップス)の上昇し、今週のトップのパフォーマンスとなった。この通貨ペアは1.3535の抵抗線の上に短時間ブレイクしたが、その上で終えなかった。ブレイクの期待感が残っている。
出典:GAIN Capital, TradingView(トレーディングビュー)
今週最大の下落となったのは、0.76%(63ピップス)の下落となったUSD/CHFペアだった。この通貨ペアがもみ合いゾーンの下にブレイクした後、下方向が優勢だ。0.898のもみ合いでの前の支持線は今、下落で主要抵抗線となっています。0.898と0.87のエクステンションの支持線のターゲットに向けた弱気トレンドの継続を期待したい。
出典:GAIN Capital, TradingView(トレーディングビュー)