5日は日本株とドル円が急落、その後に反発が強まっている状況

Article By トレジャリー・パートナーズ

主要プロダクトの概況

5日は日本株とドル円が急落、その後に反発が強まっている状況。

 

ドル円相場の円相場の概況

東京早朝を146.62円で迎えると、朝からリスクオフが優勢で146円丁度を下抜け。さらに東京株式市場がオープンすると日本株が勢いよく売られ、ドル円は弱含む展開となり145円丁度を割り込んだ。

東京後場に入ると日本株が一方的な売り優勢の展開となり、日経平均株価は1日で2回のサーキット・ブレーカーが発動。下落幅としては過去最大となる▲4,451円、下落率としてはブラックマンデーに次ぐ歴代2位となる▲12.40%を記録する歴史的な1日となるなか、ドル円は141.70円の安値を記録した。

この動きをセリング・クライマックスと捉えた投資家も少なくなかったのか、ロンドン時間は各プロダクトで持ち直しの動きが優勢。不安定ながらも持ち直しの動きが見られた。

23:00に発表された米国7ISM非製造業景況指数は事前予想51.0に対して実数51.4と小幅に上振れたことで各リスク資産は上昇、ドル円も連れ高となり143円後半まで反発。NY午後には144.88円まで値を戻したのち、144.18円でNYクローズを迎えている。

なおCNBCよりシカゴ連銀のグールズビー総裁が、「経済の弱さの兆候があれば中央銀行は対応する。一方で過熱していないのであれば、実質的に引き締めたり制限したりすべきではない」と過度な利下げに慎重な姿勢を示したことを伝えたが、相場への影響は限定的に留まっている。


本日のドル円相場の注目点

東京早朝を146.62円で迎えると、朝からリスクオフが優勢で146円丁度を下抜け。さらに東京株式市場がオープンすると日本株が勢いよく売られ、ドル円は弱含む展開となり145円丁度を割り込んだ。

東京後場に入ると日本株が一方的な売り優勢の展開となり、日経平均株価は1日で2回のサーキット・ブレーカーが発動。下落幅としては過去最大となる▲4,451円、下落率としてはブラックマンデーに次ぐ歴代2位となる▲12.40%を記録する歴史的な1日となるなか、ドル円は141.70円の安値を記録した。

この動きをセリング・クライマックスと捉えた投資家も少なくなかったのか、ロンドン時間は各プロダクトで持ち直しの動きが優勢。不安定ながらも持ち直しの動きが見られた。

23:00に発表された米国7ISM非製造業景況指数は事前予想51.0に対して実数51.4と小幅に上振れたことで各リスク資産は上昇、ドル円も連れ高となり143円後半まで反発。NY午後には144.88円まで値を戻したのち、144.18円でNYクローズを迎えている。

なおCNBCよりシカゴ連銀のグールズビー総裁が、「経済の弱さの兆候があれば中央銀行は対応する。一方で過熱していないのであれば、実質的に引き締めたり制限したりすべきではない」と過度な利下げに慎重な姿勢を示したことを伝えたが、相場への影響は限定的に留まっている。

 

ドル円チャートの注目点

昨日に141円台まで下落したのち、今朝は145円台を回復しており強い反発が見られている状況。本日は特段のイベントない中で、この持ち直しの動きが継続するかが相場の注目点となる。

まずは145円台を定着できるか?その上で146.50円を目指す展開となるか?しっかり確認しておきたい。

レジスタンス: 162.00
サポート: 140.00円

 


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