主要プロダクトの概況
23日は日経平均先物下落、ドル円も下落。
ドル円相場の概況
23日の東京早朝を157.07円で迎えると、特段の追加材料がないなか、東京株式市場オープンとともに下押し圧力が強まり、午後に掛けて156.20円まで下落。156.50円レベルまで戻してロンドン時間へ。なお東京午後にTBSなど複数の報道機関が、茂木幹事長の談として、「日銀は金融政策を正常化する方針を明確にする必要がある」と伝えたこともドル円の上値を抑えた印象。
また日銀が6月分の基調的なインフレ率を捕捉するための指標を公表、刈込平均値が+2.1%と前月比で横ばい、加重中央値が+1.4%、最頻値が+1.6%とそれぞれ前月から+0.1%となったが、現時点における相場への影響は限定的に留まっている。
※指標の数値は前年同月比
ロンドン時間も上値の重い展開が続き、155.82円まで安値を更新。メキシコペソなどクロス円主体で売りが強まり、ドル円も連れ安となった。
NY時間に発表された6月リッチモンド連銀製造業指数は▲17と弱く、また米国6月中古住宅販売件数は年率換算件数389万件、前月比▲5.4%と芳しくなかったこともあり、その後もクロス円売りの流れが継続、ドル円は155.57円まで下落したのち、155.59円でNYクローズ。
なおNY午後に米民主党の上院院内総務のシューマー氏と下院院内総務のジェフリーズ氏は、同党の大統領候補としてハリス副大統領を支持すると表明した。
本日のドル円相場の注目点
23日の東京早朝を157.07円で迎えると、特段の追加材料がないなか、東京株式市場オープンとともに下押し圧力が強まり、午後に掛けて156.20円まで下落。156.50円レベルまで戻してロンドン時間へ。なお東京午後にTBSなど複数の報道機関が、茂木幹事長の談として、「日銀は金融政策を正常化する方針を明確にする必要がある」と伝えたこともドル円の上値を抑えた印象。
また日銀が6月分の基調的なインフレ率を捕捉するための指標を公表、刈込平均値が+2.1%と前月比で横ばい、加重中央値が+1.4%、最頻値が+1.6%とそれぞれ前月から+0.1%となったが、現時点における相場への影響は限定的に留まっている。
※指標の数値は前年同月比
ロンドン時間も上値の重い展開が続き、155.82円まで安値を更新。メキシコペソなどクロス円主体で売りが強まり、ドル円も連れ安となった。
NY時間に発表された6月リッチモンド連銀製造業指数は▲17と弱く、また米国6月中古住宅販売件数は年率換算件数389万件、前月比▲5.4%と芳しくなかったこともあり、その後もクロス円売りの流れが継続、ドル円は155.57円まで下落したのち、155.59円でNYクローズ。
なおNY午後に米民主党の上院院内総務のシューマー氏と下院院内総務のジェフリーズ氏は、同党の大統領候補としてハリス副大統領を支持すると表明した。
ドル円チャートの注目点
直近のサポートレベルである155.70円を窺う展開となっている。ここをクリアに下抜ける場合はさらに警戒を強めた方がよいだろう。
一方で、かなり急ピッチで下落が進んでおり、来週の日銀会合に向けた思惑でドル円、クロス円の買いフローが入ってくる展開も可能性としては残っている。過度な下落ペースとなる場合には相応の反発も警戒しておきたいところ。
レジスタンス:162.00円
サポート:155.70円、153.60円
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