11日は円高、日本株安。為替介入が疑われる急速な円の買い戻しが発生
主要プロダクトの概況
11日は円高、日本株安。為替介入が疑われる急速な円の買い戻しが発生。
ドル円相場の概況
東京早朝を161.72円で迎えると、序盤こそ下押したものの、午後にかけて買いが優勢となり161.75円レベルまでじり高の展開。
ロンドン時間に入ると、米国6月CPIの発表を控えてドル円、クロス円の買いポジションを手仕舞う動きが優勢。ドル円は161.60円レベルで指標発表を迎えた。
21:30に発表された米国6月CPIは前年同月比、総合が+3.0%、コアが+3.3%と予想を下振れ。さらに前月比の総合が▲0.1%と下落へと転じていたことで米長期金利が4.28%から4.17%まで11bpsほど低下、ドル売りが加速し160.66円まで下落。
ただその後に161円台を回復し、このまま反発するかに思われたが、突如として円買いが強まり160.00円を割り込むと、22:10迄の間に157.43円まで急落。為替介入が疑われる動きが発生した。
NY午後は買い戻しが優勢で、158.88円でNYクローズ。ただ今朝に再度、急速な円の買い戻しが発生しており、一時158.00円を割り込む動きとなっている。
なおブルームバーグによれば、米シカゴ連銀のグールズビー総裁が、最新の物価データを「エクセレント」と評価したもよう。他にも要人から米国6月CPIの数値に対する前向きなコメントが見られており、金利先物市場における2024年9月利下げ織り込みは80%を超えた。
本日のドル円相場の注目点
東京早朝を161.72円で迎えると、序盤こそ下押したものの、午後にかけて買いが優勢となり161.75円レベルまでじり高の展開。
ロンドン時間に入ると、米国6月CPIの発表を控えてドル円、クロス円の買いポジションを手仕舞う動きが優勢。ドル円は161.60円レベルで指標発表を迎えた。
21:30に発表された米国6月CPIは前年同月比、総合が+3.0%、コアが+3.3%と予想を下振れ。さらに前月比の総合が▲0.1%と下落へと転じていたことで米長期金利が4.28%から4.17%まで11bpsほど低下、ドル売りが加速し160.66円まで下落。
ただその後に161円台を回復し、このまま反発するかに思われたが、突如として円買いが強まり160.00円を割り込むと、22:10迄の間に157.43円まで急落。為替介入が疑われる動きが発生した。
NY午後は買い戻しが優勢で、158.88円でNYクローズ。ただ今朝に再度、急速な円の買い戻しが発生しており、一時158.00円を割り込む動きとなっている。
なおブルームバーグによれば、米シカゴ連銀のグールズビー総裁が、最新の物価データを「エクセレント」と評価したもよう。他にも要人から米国6月CPIの数値に対する前向きなコメントが見られており、金利先物市場における2024年9月利下げ織り込みは80%を超えた。
ドル円チャートの注目点
為替介入が疑われる動きが発生し、一時157.43円まで下落。このレベルをひとまずのサポートとして水平線を引いた。ここを下回る場合には、一段の下押し圧力が掛かりやすいだろう。
一方で再び160.33円を回復し、もとのレンジへと戻ってくるようだと一層、円売りが強まりそうだ。本日は円のモメンタムを見守りつつ、相場と対峙したい。
レジスタンス:162.00円
サポート:157.50円、153.60円
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本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。
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