【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間はECB定例理事会を控えて神経質な展開。1.0870ドルから1.0887ドルの狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「200日MAの1.0845ドルや23日の安値1.0822ドルが下値の目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の148.40円が目先のレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に1月仏企業景況感指数、18時に1月独Ifo企業景況感指数が発表されるほか、ノルウェー中銀が政策金利を決定します。また、20時にはトルコ中銀、22時15分にはECB定例理事会、時間は未定ながらSARBも政策金利を決定します。22時30分には10‐12月期米GDP速報値、12月米卸売在庫、12月米耐久財受注額、米新規失業保険申請件数が予定されています。22時45分にはラガルドECB総裁が定例記者会見を行います。24時には12月米新築住宅販売件数が公表されます。また、翌3時には米7年債入札が実施されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方は一時147.42円まで値を下げる場面もみられましたが、ゴトー日とあって本邦実需の買いが観測されたほか、米長期金利が上昇して始まったことから下値を切り上げる展開に。NY時間の高値147.64円を上抜けて一時147.85円まで値を上げました。その後は米長期金利が低下に転じたこともあり147.57円まで下押ししたものの、147.88円まで再び買い戻されるなど、下値も限定的となっています。日経平均は一時310円を超える下落。節目の36000円を割り込む場面もみられましたが、その後は買い戻される展開に。後場に入ってからは高値を更新。結局、9.99円高で取引を終えています。
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