本日の海外市場ではユーロドルはもみ合い、ドル円は売られる展開 - 海外マーケットの見通し

Article By フィナンシャルアナリスト

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間はドル円中心の相場となったこともあり1.0848ドルから1.0867ドルの狭いレンジにとどまりました。市場参加者からは「終値ベースで200MA1.0845ドルがポイント」との声も聞かれています。ドル円は「早朝の高値148.40円がとりあえずの戻り目処」として意識されています。今日の経済指標では、1715分に仏、30分に独、18時にユーロ圏、30分に英の1PMI速報値が発表されます。2345分にはBOCが政策金利を決定するほか、1月米PMI速報値が予定されています。翌030分にはマックレムBOC総裁が講演するほか、EIA週間在庫統計が公表されます。また、3時には米5年債入札が実施されます。

 

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は売られる展開となりました。朝方から戻り売りが先行。日経平均が寄付きから弱含んだほか、日本国債の利回りが大幅な上昇となるなか一時147.98円まで値を下げました。148.26円まで買い戻される場面もみられましたが、午後に入って再び戻り売りに押される動きに。日本国債の利回りが上昇幅を広げるなか、日経平均も410円を超える急落。147.76円とNY時間の安値に面合わせしました。その後は148.02円まで買い戻されたものの、戻りも限定的となっています。日経平均は寄付きから下落。円金利の急騰につれるかたちで下げ幅を広げました。引けにかけては買い戻されたものの、結局、291.09円安で取引を終えています。


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