本日の海外市場ではユーロドルは様子見、ドル円は方向感のない動き - 海外マーケットの見通し

Article By: フィナンシャルアナリスト

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルは様子見となっています。アジア時間は1.0946ドルから1.0966ドルの狭いレンジ取引にとどまりました。市場参加者からは「一目基準線の1.0931ドルと一目転換線の1.1008ドルに挟まれた動き」との声も聞かれています。ドル円は「一目転換線の143.11円がサポートレベル」として意識されています。今日の経済指標では、1645分に11月仏貿易収支、経常収支が発表されます。19時には11月ユーロ圏失業率が予定されています。21時には12月メキシコCPIが公表されます。2230分には11月カナダ住宅建設許可件数、11月カナダ貿易収支、11月米貿易収支が明らかになります。翌2時にはバーFRB副議長、230分にはビルロワ仏中銀総裁が講演します。また、3時には米3年債入札が実施されます。

 

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は一時144.28円まで値を上げる場面もみられましたが、米長期金利が低下したほか、3連休明けの輸出の売りが断続的に持ち込まれると下落。昨日安値の143.66円を下抜けて一時143.42円まで値を下げました。ただ、200日移動平均線にちょうど面合わせして下げ止まると144.10円まで買い戻されています。日経平均は寄付から大幅な上昇。昨年1120日に付けた高値を上抜けて一時610円を超える上げ幅となりました。後場に入ってからは上げ幅を縮める動きとなったものの、結局、385.76円高で連休明けの取引を終えています。


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