本日の海外市場ではユーロドルは様子見の動き、ドル円は方向感のない動き - 海外マーケットの見通し

Article By フィナンシャルアナリスト

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルは様子見の動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.1061ドルから1.1084ドルの狭いレンジ取引に終始しました。市場参加者からは「昨日安値の1.1055ドルや27日の安値1.1029ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の141.83円が目先の戻り目処」として意識されています。今日の経済指標では、17時に12月スイスKOF景気先行指数が発表されます。2345分には12月米シカゴPMIが予定されています。また、米債券市場は年末で短縮取引となっています。

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は一時141.26円まで値を下げる場面もみられましたが、仲値に向けては月末絡みの本邦実需勢の買いがまとめて持ち込まれるとNY時間の高値141.59円を上抜けて一時141.67円まで値を上げました。その後は再び141.21円まで下押すなど神経質な動きとなっています。日経平均は寄付きから前日終値を挟んだ方向感のない動き。後場に入ってからは一時下げ幅を広げる動きとなりましたが、結局、75.45円安の33464.17円となって2023年大納会を終えています。


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