【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは強含む動きとなっています。アジア時間は1.0558ドルまで下落して先週末安値に面合わせするなど小安く推移していましたが、欧州勢の参入後には1.0592ドルまで買い戻しが入りました。市場参加者からは「27日の安値1.0488ドルが目先の下値目処」との声も聞かれています。ドル円は「節目の150.00円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、16時50分に仏、55分に独、17時にユーロ圏、30分に英の9月製造業PMI改定値が発表されます。18時には8月ユーロ圏失業率が予定されています。22時45分には9月米製造業PMI改定値が公表されます。23時には9月米ISM製造業景気指数、8月米建設支出が明らかになります。24時にはパウエルFRB議長、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、翌2時30分にはウィリアムズ米NY連銀総裁が討議に参加します。また、3時には9月ブラジル貿易収支が発表されます。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。週明け早朝から買いが先行。日曜日に米議会がつなぎ予算を成立したことを受けて、米長期金利が上昇したほか、ダウ先物や日経平均が大幅な上昇となるなか、リスクオン的な動きに。期初とあって本邦実需の買いも断続的に観測されると9月27日の高値149.71円を上抜けて一時149.82円まで年初来高値を更新しました。ただ、午後に入って株価が一転して下落したこともあり、149.60円付近まで下押ししています。日経平均は寄付きから一時540円を超える上昇となったものの、後場に入ってからは一転して下落。急速に戻り売りに押される展開となりました。結局、97.74円安の安値引けで月初の取引を終えています。
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