神経質な動き - Asia Market Report 2022/11/09

アジアMarket概況ー本日の東京市場ではドル円は神経質な動き
海外Market見通しーユーロドルはもみ合い


【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は神経質な動きとなりました。朝方は昨日安値の145.31円を下抜けて下落。一時145.20円まで値を下げました。その後は仲値に向けた本邦実需の買いが観測されたほか、米長期金利が上昇するにつれて145.86円まで買い戻されました。ただ、再び戻り売りに押される展開に。一時145.18円まで安値を更新しました。午後に入ってからは、米中間選挙の結果が次第に出てくるなか再び145.87円まで買い戻されるなど、方向感のない動きとなっています。日経平均は小高く寄付いたものの、後場に入ってからは弱含みの展開に。結局、155.68円安で取引を終えています。

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルはもみ合いとなっています。アジア時間は米中間選挙の結果を見守るなか、1.0056ドルから1.0088ドルのレンジにとどまっています。市場参加者からは「昨日高値の1.0096ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「1027日の安値145.11円や節目の145.00円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、17時にウィリアムズNY連銀総裁、19時にエルダーソンECB専務理事が講演します。21時には9月ブラジル小売売上高、10月メキシコCPIが発表されます。22時にはハスケル英MPC委員が講演します。

24時には9月米卸売売上高が予定されています。翌0030分にはEIA週間在庫統計が公表されます。1時にはバーキン米リッチモンド連銀総裁、130分にはカンリフBOE副総裁が講演します。また、3時には米10年債入札が実施されます。


情報提供元:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ


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