【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方は一時109.13円まで下押す場面もみられましたが、その後は次第に下値を切り上げる展開に。市場では「本邦実需勢の買いが断続的に出ていた」との声も聞かれ上昇。昨日高値の109.24円を上抜けて一時109.31円まで値を上げています。その後の下押しも109.18円までと極めて限定的。日経平均が堅調な推移となるなか再び下値を切り上げています。日経平均は寄付きから一時510円を超える大幅な上昇。後場に入ってからも高値圏でのもみ合いに終始しました。結局、446.82円高で週末の取引を終えています。
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは底堅い動きとなっています。アジア時間は株価が堅調に推移したことなどを受けてユーロ円中心に買われる展開。一時1.1787ドルまで買い戻されています。市場参加者からは「昨日安値の1.1762ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「15日の高値109.36円や昨年6月5日の高値109.85円が目先の戻り目処」として意識されています。今日の経済指標では、18時に3月独Ifo企業景況感指数が発表されます。21時には2月メキシコ貿易収支が予定されています。21時30分には2月米個人消費支出、PCEコアデフレータ、2月米個人所得が公表されます。23時には3月ミシンガン大消費者態度指数確報値が明らかになります。また、週末28日には欧州・英国が夏時間に移行します。
情報提供元:DZHフィナンシャルリサーチ社
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